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げんしけん 

 自宅に3千冊くらい漫画があるという話をすると、決まって聞かれるのは、
「好きな漫画は?」
なんですけど、何百回と聞かれた問いにもかかわらず、毎回答えに窮します。
というのも、それだけたくさん持ってるということは、基本的には一期一会で、何度も読み返す作品というのは多くないのですよね。
例えば魔法先生ネギま!やUQ HOLDER!は、感想を書くために雑誌で何度も読みますが、だからこそ1巻から通しで読むことはほとんどない。
新刊で追ってる(た)作品も、買ったときに読んで、基本的にはそれっきり。
だから、本棚のスペースが限られていた高校時代までに全巻そろえて何度も読んでいた「きまぐれオレンジ★ロード」や「めぞん一刻」を挙げると、大体微妙なリアクションで終わる。
好きなんですけどねぇ。

 先日、久々にまとまった時間が取れたので、「げんしけん」を一気読みしました。
一応説明すると、大学のオタクサークルを舞台に、オタクの生態を描く作品です。
私自身がオタ大学生生活を謳歌していた時期にヒットしたので購入し、以来、自分にとっては理論的支柱(?)的な存在でした。
特に初代(笹原が卒業する9巻まで)は身につまされる話が多いのです。

 特に初代が刺さった理由は、作中世界でヒットしているラブコメ「くじびきアンバランス」の設定および雰囲気が、自分が当時しゃぶり尽くしていたネギま!と本ッッ当にそっくりで、くじアンを肴に盛り上がる現視研のメンバーと容易に同一化できたというのが大きい。
自分は笹原であり、斑目であると、当時の自分は1割ぐらいは本気で思っていたフシがある(でも実際には、久我山に一番近いと思う)し、そのことに対する気恥ずかしさは今もありません。

 何も生み出さないオタクの象徴的な存在として描かれた笹原や斑目のうち、主人公の笹原は何者かになったように描写されて卒業していくが、先輩の斑目は大学卒業後、就職するものの現視研にずるずると顔を出し続け、後輩たちのおもちゃになっていくのが、10巻以降の二代目のお話。
初代と二代目は時系列や巻数、舞台は連続しているけども、毛色はだいぶ違う。
二代目では、オタク層の裾野の広がりを前提に、じゃあ現実とどう折り合いをつけて生きていくの、という点を、初代よりもライトになったタッチで次々と突きつけてくるのですよね。
最終巻の初回特典に入っていたアフタヌーン連載陣の寄稿の中で、安彦良和が「ファースト(Ⅰ期)がいいんだよ」みたいなことをネタ混じりに主張しているのが、すごく良く分かるというか。
とは言え、二代目は波戸くんが最強で最高で大正義なので、現代オタクの必読書だと自信を持ってお勧めしたい。

 いずれにせよ、自分の人格形成に大きく影響した、好きな作品の一つですね。
ま、作品名を言っても、普通の人に微妙なリアクションをとられる作品がまた一つ増えただけ、とも言えます。

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