魔法先生ネギま!10巻 

 ヒロインが31人登場する漫画、それがネギま!
…という煽り文句で霞みがちですが、その内実は主人公であるネギ少年の成長物語なのです。
……なんてことは、10巻を読んだだけではどう間違っても胸を張って言えません。
キャラ萌え漫画ですともさ、ええ。
それが面白いからこそ読んでいるというのが自分のスタンスであるからして、この巻の内容には大満足なのでした。

 ネギま!という作品は、ネギという一人の少年が人間として、そして、偉大な魔法使いとして成長していく過程を、日常世界から極力離れないように描く少年漫画です。
その”日常世界”の現場を女子中学校に設定するあたりが一見非日常ではありますが、そのあたりは色々と大人の事情が絡んでいるので目を瞑るとして、ともかく最終的に描かれるのは、ネギの成長であるといえるでしょう。
しかし、彼が成長していくのを描くだけでは漫画として単調ですし、間がもちません。
そこで登場するのが、31人(以上)にも上るヒロインたちです。
時に彼女たちが主人公に影響を与え、時に主人公が彼女たちに影響を与え、あるいは主人公すら不在の状況でエピソードが描かれることもありますが、結局のところ作品の舞台として設定されている1年間という時間を如何に長く見せるかという点に目的が集約されています。
そういう話です。

 10巻ではついに学園祭が始まり、全3日開催のうちの1日目が収録されています。
ナゾの中国人留学生・超鈴音(チャオリンシェン)から提供されたオーパーツっぽいタイムマシンによって、ネギは3回ほど1日目を経験し、多くのヒロインと時間を共にします。(←表現変)
どのエピソードも内容は充分。
関係にある程度の決着がついたり、今後への気になる謎が出てきたり、新たに恋心が芽生えてみたり・・・と各種取り揃えております。
特に夕映の話が秀逸で、これからどうなるのかが気になりますが、他の話も高次元で纏まっていたように思います。
また、ラストでは格闘大会の予選が行われ、注目のメンバーは番狂わせもなく順調に本戦進出が決定。
お楽しみはこれからです。


 裏表紙を開いたところにある既刊紹介も、何気に凄いことになってたりして。

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魔法先生ネギま!10巻購入!

ネギまもとうとう10巻目!ネタにするぐらいだからもちろん買ったよ!

  • [2005/05/19 01:05]
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