第27話「愛は流れる」 

★★★★★

 ついにここまで来たか……。
決して長くない戦闘シーンの描き込み具合が異常で、それだけでスタッフと作中の現場の異様な熱気が伝わってきます。
デストロイドが一歩歩くシーンに当時大学生バイトだった庵野秀明が3か月かけたとか、正気の沙汰ではないけども、鳥肌ものでした。

 スーパーバルキリー搭乗の輝は、ミンメイアタック立案者で主人公なのに、被弾でまさかの途中戦線離脱。
やはり彼が戦ってる相手は巨人じゃなくて女だな……。
スーパーバルキリーに関しては、ファイターからガウォークへの変形が無茶な感じですごく好きでした。
この話で、ミンメイに見切りをつけた事を伝えます。
あそこで「私にはカイフンが…」と言っておきながら輝にキスしてしまうミンメイは、やっぱり魔性の女だな。
この話が最終回だったら、あのシーンもいらなかったし、輝も優柔不断のそしりを受けることもなかっただろうに。

 後半はミンメイの持ち歌メドレーが敵味方全機に流れる中、マクロスが旗艦艦隊を一方的にせん滅するという、これまでの展開すっ飛ばして見てたらこれ以上ないぐらいシュールな流れでした。
戦艦単騎で突っ込んで反応弾撃ったうえに全方位バリアで自身を守るマクロスアタックは、今まで作中「偶然に」発見したものを伏線としてフルに生かしていて、素直に感心してしまった。
名前は安直だが、それがいい。

 グランドキャノンは意外と発射角も広くて全く無意味ではなかった様子。
1発しか撃てなかったけどね。
基地内で未沙一人だけが生き残ったというクレイジーぶりがこの作品の面白いところだよなぁ。

 二人で肩組んで出撃するバカップルぶりを見せつけたマックス・ミリア夫妻に和みました。
とりあえず、輝が未沙を救済して主人公の面目を保ち、「僕には帰るところがあるんだ」エンドでひとまず一件落着。
ここまで見通して、制作陣の一部が突出していて全然粒がそろってないながらも、押さえるところをしっかり押さえてるところに好感が持てました。
残り1クール弱の話は、ネットのあらすじ見てもどこも結構適当なので(笑)、まっさらな気持ちで見ることにします。

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