探偵はBARにいる 

 子供を祖母に預けて嫁と2人で見に行ってきた。
北海道を切り取った良い映画でした。
これがローカルじゃなくて、全国で放映されているのが嬉しい。
ヒットするかはわからないけども、見たら楽しめるうえ、続編も作られるかもしれないので、余裕があればぜひ見て頂きたい。
以下ネタバレ改行。






















 あらすじです。

 札幌・ススキノを根城に私立探偵をしている「俺」は、10万円を振りこんできた女性から電話である依頼を受ける。
「俺」はそのために死にそうな目にあうが、助手の高田の助けもあり、何とか生き延びた。
危険な匂いがするその依頼に「俺」はしかし、のめりこんでいく。
奇妙な依頼、ススキノでの抗争、不思議な雰囲気の女、男同士の数十年前の因縁……札幌で起こる様々なことが、終幕に向け一つにつながっていく。


 原作は、「バーにかかってきた電話 」(東直己・ハヤカワ文庫JA)で、まだ読んでないのですが、多分かなりのハードボイルドものだと思われます。
それが映画だとややエンターテイメントっぽく、言ってみればハーフボイルドといった趣に。
その元凶(?)が主演の大泉洋。
もう彼が何かするたびに観客が笑っちゃうわけですよ。
ハードボイルドのはずが、ハードボイルドを気取ったコメディアンになっている訳で。
話そのものが生臭いだけに、その方がバランスが取れているし、その部分は織り込み済みの大泉洋主演なのでしょう。
原作にいないらしい高田(松田龍平)の存在は、ハードボイルド寄りにするための微修正といったところなのか。
原作の感想サイトで、「俺」の描かれ方が、探偵物語の松田優作を意識していると言及しているところがありましたが、松田龍平が彼の長男なのは、偶然ではないと思います。

 とにかく、札幌出身の自分にとっては、どこで撮影したのかが大体わかってしまうのが面白かった。
未だに、北海道といえば「北の国から」みたいなのを想像する人が多いので、そうじゃない北海道が映し出されたのが嬉しい。

 監督の橋本一は「相棒」のテレビシリーズを手掛けていたそうで、この作品も、バディものとして古くて新しい形を提示したのではないでしょうか。
こういうコテコテな作品で、しかも札幌が舞台だったら、まだまだたくさん見たいな、と思うのです。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://alib.blog9.fc2.com/tb.php/418-27b0c9b4