♯25 アナタノオト 

 うん、きれいにまとまった。

 お前たちが俺の翼だ!
というアルトの言葉は、別に恋愛の結論じゃないですよね。
オズマとの戦いで問いかけられた、「お前の翼は何のためにある」に、対応しているようでしていない。
自分は他者(お前たち)に支えられて生きているんだと、普遍的なことを言っていると捉えました。
だから、ランカにとっても、狭い世界で言えば、アルトとシェリルが翼だったし、シェリルには、最後にランカが翼を授けた。
その、お互いに翼を与えあうことを三角関係と言うべきかどうか。

 で、三角関係の、というか、恋愛話のミソは、意思疎通の不完全さにあります。
ラブコメなんかでは、すれ違いや勘違いで話がこじれるのが見せどころでしょう。
マクロスシリーズのストーリーは、それを異生物との戦いに仮託して、あるいは重ねながら描いているのが、面白いところ。
マクロスFもその例にもれず、最終回では親切にランカが説明してくれました。
「じっくり付き合ってみると、意外といい奴じゃん」って、バジュラが言ってくれたようなイメージ。
それが最後の最後までなされないのが、引き延ばされたラブコメみたいで、私は好きなのかもしれない。

 ラストバトルは、一つ一つ解説するのが疲れるほど見応えがあったので、特に何もないです。
巨大ランカのホログラフィーにバトルギャラクシーが隠れてるとか、バジュラがフロンティア側に付くとか、アルトとブレラがちゃんと共闘するとか、ダイダロスアタックだとか、トドメがミシェルのライフルだったりとか、熱い展開のオンパレード。

 フロンティア船団はバジュラとわかり合うことができたけど、他のところに現れたバジュラは、同じようにわかりあえるのか、気になった。
バジュラは一瞬で同期ができるけど、人間の通信にはえらい時間がかかるみたいだから。

 大気の空を飛び、望むものを手に入れたアルトと、歌と恋で互いにライバル宣言をしたランカ、シェリルがラスト。
この時点で初めて、コテコテの三角関係が発生したのではと思えなくもない。
それでも、シェリルが有利な気がするのは、やっぱり贔屓目なのかなぁ。
思わず後日談も見たくなる。
アルトが家業を継げば、正妻、愛人、何でもござれだ。
だからこその女形設定なのか!?

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