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UQ HOLDER!第57話感想 

 表紙で編集者が体を張った週マガ50号の面白かった漫画5つは、
・UQ HOLDER!
・ACMA:GAME
・聲の形
・ドメスティックな彼女
・ベイビーステップ
です。
以下ネタバレです。












Stage.57「戦闘激化」

あらすじ

 三太は超能力を駆使して鉄橋を封鎖し、生き残った人々を救った。
割り切れなさと気恥ずかしさから名乗りは上げず、決戦の地へ赴く。
一方、刀太と夏凜は小夜子戦のダメージから復活し、小夜子が上空から世界の終わりを見届けていることを悟る。
遥か上空3千メートルの飛行船で待ち受ける小夜子は、かつての友の三太相手にも容赦なく強力な魔法を打ち降ろすのだった。


感想

 さらっと地下1千メートルから這い上がり復活してきた真顔の夏凜に笑いを禁じ得ない。
月に飛ばされたり埋められたり上空に飛んだり、忙しい人だ。
どこまで埋めればいいか思案して地中深くに埋めた小夜子も小夜子だが、彼女の想定を超えて復活した夏凜も大概である。
夏凜の「大体わかった」は直接対決で感じたことなのか、戻ってきて何かのつてで調べたのか……仕事を依頼してきた学園側も把握してることではあるだろうし。

 最後のページで小夜子が三太に向かって強力な魔法を飛ばしてくるのは、夏凜の言う「彼女(小夜子)の元の人格はもう残ってはいないでしょう」とリンクしていていいと思います。
直前まで、三太と正常なコミュニケーションを取っていたこと自体が凄いことなのだという説得材料にもなるし。
回想シーンで三太が「これからずっと一緒」と言い、小夜子がわずかの間を置いて「そうだね」と答えた8年前は、既に自我が保てなくなりつつあったのか。
三太は、小夜子がその後すぐ姿を消したと言ってるわけだから、夏凜の前回の学園調査の前後に何かあったのか、どうか、ということになるでしょう。

 そう考えると、小夜子、夏凜、三太と、ついでに主人公の刀太が決戦に残るというのは、「役者がそろった」感が非常に出ていますね。
バトル漫画で負けさせられないキャラのことを「ジョーカー」なんて呼びますが、この作品は半分ジョーカーみたいなのがいっぱいいるわけで。
そういう連中を離脱させるのって結構骨だと思うのですが、色々考えてるなと思います。
夏凜が単独行で離脱したのが、ここで生きてくるわけです。

 小夜子が何者なのか問題にも解答が出ました。
80年前に死んだ魔法使いが、24万人の自殺者の無念の受け皿になって変貌した怨霊。
なるほど納得。
心を通わせた三太を取り込むことはしなかったのでしょうが、それが今回のテロを引き起こした側面もあるのか、と思わないでもない。

 回想シーンの中で気になったのは、飛行船で三太と小夜子が語らう場面。
三太が上空から世界を見下ろして、プラスの意味で全部どうでも良い気持ちになったのに、キャリアの長い小夜子がそれを許さなかったことですね。
それは、小夜子がもう「人のカタチをなしているだけのナニカ」になりつつある描写の一つだと思うのですが、結局この後、自己顕示欲はあるけど人を傷つけることは好まない三太がささくれた日々を送ることになるわけで。
三太を幽霊にしたまま放置して、暴走のトリガーにもした小夜子側の事情はもう少し見たいところ。

 三太の能力って、どこまでが魔法使いのもので、どこまでが幽霊のものなのかハッキリしないのが面白い。
電脳同化は、両方が混ぜ合わさった系の力か。
夏凜が瘴気や気を読んでいるのに対して、幽霊の三太がハッキングしているのにギャップを感じる。
あと、船一隻落として崩落しない橋って相当丈夫ですよね……。

 三太が魔法生徒たちに敵意を向けず、負け犬を名乗って去っていくシーンはいいですね。
三太の成長を示しているし、増長した魔法生徒たちが自らを省みる機会にも、多分なる。
今は悲劇的な状況になっているから、例えばキリヱの能力でなかったことにしたいところだけど、もし、魔法生徒たちの心の動きまで無かったことになってしまうなら悲しいですよね。
どういう落としどころにしてくれるのか、今から楽しみです。

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