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涼宮ハルヒの消失(映画) 

 映画の感想なので、以下激しくネタバレあり。
一応書いておきます。











 2010年公開のアニメ映画。
ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズ第4作となる同名小説を映画化したものですね。
公開当時かなり話題になったので、ようやく見られてうれしいです。
原作は1期アニメ化の際に一度読んだ上での感想です。

 原作の良さを失わないよう映像化することに徹した作品という印象。
だから、派手さがなく洗練されている。
8年以上前に原作読んだ時の印象と比べると、普通人長門の淡い恋心が前面に出ているだろうか。
それは映像の持つ力か。

 当初、少数館で公開され、反響の大きさから全国100館以上で上映されるようになったとのこと。
原作もテレビアニメシリーズも未見の一見さんだと厳しいか。
話題になっていたころ、映画なら何でも見るという知人に感想を求めたところ、「わかりにくかったが良い映画だった」と話していたのを思い出した。
ファン向けに絞って制作したからこそ、テーマが絞れて作品のメッセージも伝わりやすかったのかもしれない。

 「消失」が当初、アニメ2期目の中核エピソードとして盛り込まれるはずだったというのは公然の秘密。
2期制作決定後に「消失」の映画化が決まったため、放送枠との帳尻を合わせるために、ほぼ同じ内容を8回繰り返す伝説の「エンドレスエイト」が生まれた、と。
今になって思えば、コンテンツの寿命を縮めることと引き換えに一本の良質映画が世に出たことを良しとするべきか否か。
それは、本作でキョンがエンターキーを押したことが正しい選択だったかどうかと同じ程度には難しい命題のような気がする。

 世界を改編する瞬間の長門の表情はあえて映されない。
キョンはネタばらしとともに長い自問自答を始める。
ハルヒを中心に巻き起こされる非日常を煩わしいと思っているのか、楽しいと思っているのか。
シリーズ全体の位置づけとしては、オーラスでキョンが独白する通り、彼がただの傍観者じゃいられなくなるための話だったわけです。

 ウィンドウズ95の起動音懐かしい。
朝倉さんマジ怖い。
最初に出てきた時も、キョンからみて異物感たっぷりに3Dっぽく描かれます。
それと、細かい部分忘れてたので、刺しに来た時は本気で驚いた。

 最終盤、雪と有希を掛け合わせたようにキョンが呼びかける病院の屋上シーンは必見。
長門が完全に乙女モードの顔になっているのがすごい。
彼女が内向的な性格に設定されているのは、人とのかかわりを少なくしてバグ=感情が生まれにくくしようとする配慮なのか。
朝倉さんはだって……バグってますよね。

 エンディング曲「優しい忘却」は長門有希役の茅原実里さんによるアカペラ。
静かに流れるスタッフロールも合わせ、余韻を残す。
本作のヒロインは紛れもなく長門なので、納得の人選です。
長門かわいいよ長門映画なのかなぁ、やはり。

 なぜか「時をかける少女」と似た雰囲気を感じるんですよね。
SF要素と青春の甘酸っぱさに反応したのかな……あ、角川映画だからかも。
アニメ化がここで止まっているのは残念。
何十年後でも、シリーズが完結したら、追って映像化を進めてくれないものか。

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