UQ HOLDER!第73話感想 

 今週のマガジンで面白かった漫画五つ。
・UQ HOLDER!
・アクマゲーム
・ドメスティックな彼女
・AKB49
・リアルアカウント
AKB48が好きな人の前で推しメンを聞かれて、「49のキャラなら何人かいるんだけど」と言ったら蔑みの目で見られた3月。
以下ネタバレです。










Stage.73「認識」

あらすじ

 刀太が襲われてから3日経ち、刀太は驚異的に回復していた。
落ち着いた刀太は、共に戦ってきた重力剣の黒棒からも、自身がクローンではないかとの推測を聞かされた。
雪姫に拾われてからのことを思い出していた刀太は、看病する九郎丸に、「雪姫のことが好きだ」と認めたことを打ち明ける。
一方、刀太を「兄さん」と呼ぶ襲撃者はメッセージを残しており、1年後のまほら武道会本戦で再戦することを一方的に約束したのだった。


感想

 唐突な「あーん」4連発に笑いを禁じ得ない。
千景、キリヱ、九郎丸、三太の順番も絶妙。
そもそも肉じゃがを千景が作っただけでもツッコミどころ満載なのに、九郎丸はともかく、キリヱの反応はイベント進みすぎである。
ただキリヱに関して言えば、読者の知り得ない刀太とのリセットエピソードを経験して、時系列上では不自然に好感度が高まっている可能性があるので、突っ込みようがないですよね。

 よく見ると、キリヱは刀太をぶん殴ったのではなくて、肉じゃが入りのスプーンを思いっきり口の中に突っ込んでるんですね。
それで熱がっている、と。
九郎丸はぶん殴ってます。
清々しいばかりに挙動不審である。

 アフロと千景の役割分担ってどうなってるんだろう。
千景だけで大体のことはできている気もするが……。
千景が刀太たちの不死身ぶりに勘付き、キリヱに確認。
キリヱの反応は思わせぶりで少し怖い。

 雨は刀太の傷に響き、疼く。
黒棒が伝えようとした刀太の出自も、襲撃者が言い放ったこととさして変わらなかった。
「孫」という用語の捉え方について視点が提供されたのが重要だろうか。
刀太がネギの孫だというのは、雪姫から得る以外に情報の経路がないはずだが、刀太の回想に出てきた、「守れなかった」男女は誰だろうか。

 「何もないとは思っていたが 本当に何にもなしとは…」という刀太のつぶやきは、体感と現実が突き合わされた絶望感がよく出ています。
で、この辺りのやりとりを、九郎丸が立ち聞きしている様子も、確かに描かれている。
熱に浮かされる刀太を見たからこそ、九郎丸はすぐそばにいられたわけだ。
近衛姓と神鳴流の組み合わせから散々言われてはいることではあるけど、刀太と九郎丸の関係の描かれ方は「このせつ」のそれ(の延長線)と非常に似通っています。

 刀太が(雪姫への好意、または承認欲求を)九郎丸に告白。
露骨に動揺する九郎丸だが、自らの境遇と重ね合わせて納得するプロセスが丁寧に描かれる。
九郎丸が認めてほしい相手は、刀太か、故郷か。
思ったことを口に出すのは大事である。

 なぜか九郎丸の秘密を知っている黒棒。
立ち聞きのお返しに刀太に暴露しているが、立ち聞きしたことも含めて露骨にスルーする刀太であった。
九郎丸の「いいの!?結構重要なことだと思うけど!僕が言うのもなんだけど!」が小ゴマで処理されているのが笑える。
それは相棒の責任で、九郎丸自身の口から刀太に伝えるべき事柄だろうな、と感じる刀太の優しさであった。

 刀太に残されていたホロ動画で、襲撃者が刀太に再戦を申し込む。
いつ収録したんだろう、これ。
リアルタイムだと「さっき」と言うのは変だし、襲撃前だと「今から」をどう表現するのかが気になる。
いずれにせよ、刀太が武道会に出ざるを得ない状況に追い込まれて、雪姫以外(真名?)のもとで修行する本来の展開に戻るのだろうか。

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