UQ HOLDER!第74話感想 

 今週のマガジンで面白かった5作品。
・UQ HOLDER!
・天空侵犯
・ベイビーステップ
・山田くんと7人の魔女
・ドメスティックな彼女
待ちに待った修羅場!
以下ネタバレです。












Stage.74「悪夢の回避」

あらすじ

 1年後のまほら武道会で、刀太が自分を止めなければ、街を破壊する――。
そんな襲撃者からのメッセージとともに、近くのショッピングモールが魔法で爆破された。
無差別な攻撃に我を忘れて怒る刀太だったが、キリヱの機転で奇跡的に人的被害は極小に抑えられた。
刀太はキリヱたちに感謝しつつ、「世界をこそ憎む」と嘯く襲撃者を止めるため、武道会に出場する決心をした。


感想

 アクティブなキリヱすごい。
普段からこれやってたら身が持たないわ。
なぜか元々怠惰そうなイメージを持っていたけど、かなり積極的に力を行使してます。
それも刀太…というか仲間のためを思ってやっていると思うと、かわいさ倍増ですわ。

 襲撃者のメッセージはリアルタイムだった模様。
刀太が気が付くのずっと待ってたのか。
刀太のためでなくついでと言いながら、爆破を待つあたり、こだわりは相当なもの。
ちなみに、一人称はほとんど「俺」ですが、1カ所だけ「僕」になってます。

 そんなわけで、たまにボクッ娘になる刀太の「妹」たる襲撃者ですが、世界を憎むから、自分がこの世界を破壊する権利があると言い張る。
無辜の民が死ぬことに対しても、「俺の周りじゃ日々コロコロ死んでた」とにべもない。
今回の破壊はデモンストレーション。
むしろ、1年間待つ理由が気になる。

 買い出しに出たアフロのセリフが面白い。
金持ちゾーンたるショッピングモールを「いけすかねえ」と腐しながら、「俺もいずれそっちに行ってやるぜ」と誓う。
小市民的なコンプレックス丸出しで、自分がいけ好かない存在になるなら、それはそれでいいと思ってるんだろうな。
何となく前作のカモを連想させ、非常に愛すべきキャラクターです。

 街が破壊される様子を見て血管が浮き立ち、文字通り(包帯ごと)ブチギレる刀太。
このまま闇の魔法を発動させて暴走しそうな勢いです。
実際そうなったかは知らないけれど、キリヱの言動を見る限り、それに類する状態だったのだろうな。
自分でも言っているけど、刀太は仲間に恵まれている。

 刀太は正義感(義侠心?)が強いのですが、自分に対して風当たりが厳しいであろう社会に、怒りをぶつけないんですよね。
かつての三太(と小夜子)や、今回の襲撃者はストレートに社会に怒りをぶつけていて、UQホルダーはそういった連中を抑えるため、結果的に体制側の守護者になっている気も。
それが嫌だから、キリヱは「普段はなんでも助ける訳じゃない」と言っているのではないか。
つまり自分が言いたかったのは、刀太だって世界をこそ憎んでたって全く不思議ではない、ということで、雪姫の教育も間違ってはいなかった、というところでしょうか。

 刀太に抱きつかれて、作者の伝統芸を繰り出すキリヱ。
身体能力高い。
「一生ついてく」と言われたキリヱの心中やいかに。
許可なく抱きつくの意味が分からないあたりも楽しい。

 メッセージの逆探知をして有能な九郎丸だが、今イチ目立たず。
大気圏内だったらおおよそ発信場所を特定できるって、すごいのではないだろうか。
雪姫への連絡を勧めてるけど、家出の顛末どう報告するんだ……。
名指しで武道会出場を手伝うことを禁止されたキリヱもどうするのか。

 次週休載だそうです。
かなり久々な気が。
読む側としては、毎週載っているのは非常にありがたいです。
前作では10週ごとくらいに休んでいた気がしますが、単純にページ数を減らすだけで、これだけ休載を減らせるとは……。

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