UQ HOLDER!第94話感想 

 今週のマガジンで面白かった5作品。
・UQ HOLDER!
・AKB49
・徒然チルドレン
・リアルアカウント
・はじめの一歩
意外と新連載の入り込む隙間が少ない。
以下ネタバレです。











Stage.94「追い求める影」


あらすじ

 殺しすぎて永遠に赦されない、と語るキティの幻影に、刀太は掛けられる言葉を見つけられず、時の狭間で存在が消滅する寸前、ダーナに辛うじてサルベージされた。
一方、ダーナから不死者の滅びについて考えることを突きつけられたキリヱ、九郎丸、三太は、麻雀をしながらいかに死ぬか、いかに生きるかについて思いを巡らせる。
全ての危機から人類を守りきると啖呵を切るキリヱだが、振り込んで格好はつかなかった。
5日後に目を覚ました刀太は吹っ切れたように修行に没頭し、想い人に届く声を探す「最強」の先への道を歩み始めるのだった。


感想

 打ち切り最終回みたいな終わり方だ(笑)
この作品はシリーズごとに雰囲気ががらっと変わるので、シリーズの終わりはいつも最終回みたく締めるよう心掛けているのかな。
刀太が雪姫の抱える重い十字架を知ったことで、彼女に並び立ち、乗り越えられる男になる決意を固めるシリーズであった。
修行が始まる前にダーナからそのようなことは言われていたけど、自ら実感するまでに、これだけの大がかりな仕掛けが必要だったわけだ。

 冒頭は時の亀裂に落ち込んだ刀太と、キティの幻影との対話。
前回、刀太の前から立ち去った450年ほど前のキティとは別の存在のよう。
今シリーズでは、雪姫に連続しているキティのほかに、過去の一時期から独立した存在のキティが刀太と語り合うシーンがいくつかある。
キティの意思が反映されたものを刀太が見られるなら、それは特殊能力な気がする。

 結局白いワンピース姿のまま最後まで通したダーナ。
いい趣味をしている。
「時のねじれにすり潰されて存在が意味消失する」って、どういうことだってばよ……。
忘れられちゃうのかな。

 不死者だって滅びる、盛者必衰だとダーナが正論を述べる。
「死ねる機会があったら考えた方が良いよ」は色々おかしい。
始まりの魔法使いは、不死ではなくて不滅なんですよね、確か。
だから、不死者とは非常に対照的な存在なのかもしれない。

 ゆっくりする時間ができて、麻雀を楽しむ刀太以外のナンバーズとアフロ。
アフロはともかく、見た目若そうな3人も当然のごとく、できる。
私はできません。
雑談で死について考える不死者たちの姿は、シュールでもあり。

 終わらない破局を思って夜眠れなくなるキリヱかわいい。
なんとかしなぴゃーッ!?
彼女自身が生きる体感時間は長いかもしれないが、実際の経過時間は通常の人間の寿命と変わらないはず。
50億年後の破局を想像するキリヱの姿は、まさに杞憂。

 キリヱは、UQホルダーの使命が「全ての危機から人類を守りきって存続させてやる」ことであると断言。
スポンサー様がそう言うのなら、そういうことなのだろう。
千景が指摘する通り、いかにも刀太が言いそうなことである。
いちいち照れるキリヱかわいい。

 アフロの「いかに死ぬかってのは いかに生きたかってことよ」は名言。
不死者は、つい忘れてしまいそうな事柄である。
雪姫たちがそこに思いを致した結果が、UQホルダーなのだと思うのだが。
刀太は、明日死ぬと思って生き、永遠に生きると思って学ぶんだと言っているので、それを忘れない限りは大丈夫だと思う。

 九郎丸に背後から声をかける刀太の目が優しくて逆に怖い件。
5日間の昏睡状態で、刀太は何を思ったか。
自主的に強さを追い求めるようになった刀太を見て、笑みを浮かべるダーナ。
素直にとらえれば、所期の目的を達成したことに対する満足の表情に見えるが、あるいは別の思惑があるのかもしれません。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://alib.blog9.fc2.com/tb.php/611-029851ea