UQ HOLDER!第102話感想 

 今週のマガジンで面白かった5作品。
・UQ HOLDER!
・AKB49
・アクマゲーム
・世にも奇妙な物語
・エリアの騎士
5ページ掲載はさすがに、一歩というより牛歩である。
一刻も早い復帰を祈る。
以下ネタバレです。











Stage.102「女装九郎丸、デートする」


あらすじ

 刀太に正体を見抜かれそうになった九郎丸の変装だが、一空が投入した義体によって、従兄妹の「九龍」に成り済ますことができた。
九龍は好機を逃すまいと、刀太に新東京観光のガイドを依頼、2人きりのデートのように名所を巡る。
刀太に露骨に探りを入れる中で、女性としての容姿に太鼓判を押された九龍は、思いがあふれて九郎丸として告白しそうになる。
その瞬間、刀太を付け狙う影使いが奇襲、九郎丸もとっさに反応するが、女性化が進む身体は力強さを失いつつあるのだった。


感想

 九龍ちゃんかわいい!
もう女の子でいいよ、うん。
九郎丸自身もそんな気持ちに傾いたところに、女性の体では実力的に刀太と並び立つ相棒になれないという可能性を突きつけられる。
結果的に九郎丸の苦悩はさらに深まったのではないだろうか。

 九龍の服の胸の部分が苦しくなっているのは、クールな刀太に胸が高鳴っていることと、物理的に身体が女性化していることの二つの意味を示しています。
しかし九龍の服、かなり開放的で横乳が見えそうな勢いなのですが、ベンチに座って前屈みでも苦しいとは一体、いかほどの成長速度なのだろう。
つぶさに観察すると、今回の冒頭と終盤では、九郎丸の身体は終盤の方がより女性らしく描かれている。
と言うか、裾をつかんで息を切らして涙目で「僕…ッ」は、破壊力が高すぎて、少なからぬ人を特殊な道に引き込んでしまうのではないだろうか。

 一空特製の遠隔操作型ダミー九郎丸は、ござる口調。
詰めの甘さというよりは、遊び心だろうなぁ。
従兄妹を放っておくダミー九郎丸の設定も大概ガバガバで、一空自身は助け船を出しながらも、バレたら「それはそれで」という楽しみ方をしている様子。
ただ、これにより刀太が九郎丸の変装に理屈でなく感覚的に勘付いた示唆が補強されているんですね。

 この状況でセーブリセットを使おうとするキリヱは過激派である。
さすがに九郎丸は一緒に連れて行くだろうな…1人だけドロンはさすがに殺生である。
や、キリヱが放棄した時空がどのように扱われるのかは知らないし、彼女自身も知らないでしょうが。
でも案外、前作のマルチエンディングも含めて、大事な問題のような気もするんですけどね。

 刀太にとって、九郎丸は一番のダチ。
「俺が一生離さねーぜ」というセリフに天然ジゴロの血を感じる。
何気ない石に九龍がつまずくのは、慣れない靴を履いているから。
だけでなく、身体の変化に感覚がついていかない前振りでもあり、細かい気配りです。

 で、雲の影に紛れて刀太を急襲する変態影使い。
もう、変態さんで覚えちゃってるので、名前忘れました。
3~4巻を後で読み直そう。
隙あらば出てきて、その時々で適切な噛ませ犬役になるって、RPGの中ボス感ある。

 ここ数回のラブコメで油断させておいて、日常パートから急激に戦闘パートに振ってきました。
図らずも、宇宙とつながるエレベーター付近での戦いということで、顔見世だけ済ませている「ちびこのせつ」の出番が近づいている気がする。
このタイミングで出てくれば、刀太―九郎丸の関係性を見つめ直すいい機会になるはず。
それにしても、重要拠点の割に無関係なドンパチがよく起こる場所である。

 苦労の絶えない九郎丸ですが、歴代の神鳴流剣士は作中で、それぞれにとって過酷な二者択一の思考に縛られる宿命にある。
九郎丸には16歳というタイムリミットもあって安易な両取りは許されない状況にあり、このモラトリアムでどんな選択をするのか。
悠久の時間を考えれば、女性化によるパワーダウンは一時的なもののはずで、女性を選んでじっくり鍛錬するのが遠回りでも王道な気がする。
ただ、それを選びにくい状況に自ら追い込んでいるのが、九郎丸の現状なのであった。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://alib.blog9.fc2.com/tb.php/619-229b1639