UQ HOLDER!第128話感想 

 今週のマガジンで面白かった5作品。
・UQ HOLDER!
・星野、目をつぶって。
・ベイビーステップ
・ドメスティックな彼女
・インフェクション
グッバイ週マガ。
以下ネタバレです。












Stage.128「我ら UQ HOLDER!」


あらすじ

 綾瀬夕映は、刀太が雪姫とフェイトによって作られたクローンで、世界を救うための道具だと告げた。
理解が追いつかない刀太に現実は次々と襲いかかるが、UQホルダーに与する者たち、そしてフェイトが刀太を守る。
役者は揃ったものの、対決の構図の理解に苦しむ刀太のため、アルビレオ・イマは強制的に経緯を追体験させることにした。
飛ばされた先は麻帆良学園…魔法先生が特別な生徒たちと過ごす日常だった。


感想

 別マガに移籍ですか!
最近、連載作品の強引な整理が目立ちましたが、まさかこの作品まで対象になるとは。
週マガの持つ知名度を他雑誌、媒体に波及させたい会社側と、年齢に合わせた仕事がしたい作者の思惑がある程度一致した結果でしょうが、残念だな。
月刊誌は久しく読んでいないのですが、本筋を進行させやすくなるのだろうか。

 あと、アニメ化決定!
赤松ワールドメディアミックス三連弾って何だ。
UQ HOLDER!だけじゃなく、ラブひなやAI止まのスピンオフでも始まるのだろうか。
個人的には、ネギま!をアニメで再構築して、スムーズにUQ HOLDER!につないでくれることを期待してます。

 11月発売予定の12巻限定版の特典が「ネギま! ボックス」でもう何がなにやら。
アニメの媒体や始まる時期が不明なのは、移籍後の初回で明らかになるかな。
声優については前作のものを尊重する旨の作者コメントがあるのはうれしいところ。
これを機に、当時の楽曲を活用した新展開も見たい。

 そんなわけで、週マガ最終回の感想です。
ここにきて痛感したのが、この期に及んで雪姫の覚悟が決まってなかったのだな、ということ。
刀太を守るために立ち上がったナンバーズたちの見開きでの雪姫の表情が象徴的です。
雪姫は刀太をどうしたかったのか、刀太もそこを知りたいのではないかと思うな。

 本編後に出た連載当初のカラーイラストと、「近衛刀太に手出しはさせない!!」のコマの対比が、当初目標と話を転がした結果の差を表していて興味深い。
行方不明なのと身元不明なのが何人か。
ラカンの言う「まだまだパワー不足」は率直な感想でしょう。
多くのキャラを立たせるのと、群像劇をつくるのは結構別のことなのだということがよくわかる。

 雪姫が切り落とした夕映の髪は、終盤で再生。
姿が若いままなことも含めて、尋常でない存在なのだと理解はできるが、一体どうしたものか。
事情を知ってる雪姫が2人に旧知の存在として声を掛けている以上、まるっきり別人ではないはずですが……。
それにしても、雪姫の刃は髪だったり髭だったり、よく毛を切り落とすものである。

 夕映が口にする「世界を救える」やり方は、かつての始まりの魔法使いのやり方と一緒なのだろうかという疑問。
アスナの力を道具として必要としているということは、大筋は変わらないと思うのだが。
ネギはともかく、他のクラスメートは当時、ネギや身近な存在を守るために動いていただけに、裏の事情を知りすぎれば姿勢が反転することも有り得るのか。
それだと、裏の裏まで知り尽くしてるはずのアルの翻意が謎ですが。

 雪姫は夕映とのどかの何に対して、「それで満足なのか…?」と問いかけているのか。
ネギを守れなかった世界への復讐、あたりなのかなぁ。
雪姫とフェイトが刀太を道具として作った、と夕映は皮肉の言葉を投げかけているわけですが。
これが事実だとすると、じゃあ雪姫とフェイトは魔法公表後の世界で何をするために、刀太を作ったのだという話になってしまう。

 ラカンが刀太を殺しに行った斬撃を受け止める九郎丸と三太。
いやこれすごくね?
見切れてるけど夏凜は雪姫をお姫様抱っこ。
これはこれで成長なのだ。

 フェイトは美味しいところを持っていった。
「あなたのような人がそちらについていることに違和感しか感じないね」という言葉は、彼にしか言えない。
蒸し返すけど、刀太が雪姫とフェイトによって作られたのだとしたら、2人がいずれも刀太の両親を殺したことになっている情報も矛盾しないのだな。
目の前のネギに対してリアクションをとる前に本編が終わってしまったのが惜しまれる。

 ここで終わりかー。
次回、すべての謎が明らかに!!……なるとは思えないのですが(笑)
自分の力のルーツと求められた役目を知った刀太がどう判断するかという話になるのでしょう。
始まりの魔法使い、フェイト、雪姫の中で、雪姫が一番自信なさそうなのが切ない。

 ひとまずお疲れさまでした、ありがとうございます、ですね。
出てきたキャラにはそれぞれ見せ場があり、中締めにふさわしいと思います。
週刊連載で短いシリーズごとに全く毛並みの違う物語が紡がれる方式は、漫画連載の新たな可能性を示したのではないでしょうか。
期待と妄想を膨らませながら、3カ月待つことにします。

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