UQ HOLDER!第147話感想 

 ネタバレですけど、今回は素晴らしい。
以下ネタバレです。












Stage.147「メモリー」

あらすじ

 テロ騒動から一息ついた刀太とキリヱは、京都での経験を雪姫に報告し、チャチャゼロと引き合わせる。
永い間の相棒との再会は、エヴァンジェリンの数百年分の記憶を呼び起こした。
甘く淡い初恋の記憶に雪姫が1人赤面する中、夢か現か刀太が加わり、場面は近い過去の記憶に転換する。
旧知の女性に促され、雪姫が抱っこした新生児は「刀太」と名付けられていた。


感想

 要素てんこ盛りのよくばりセットです。
良すぎて言葉が継げない。
ドタバタのライトエロから赤面ラブコメに流れ、物語の根幹に関わるネタで締める。
これを月刊のページ数でじっくりやってくれたのだから、ありがたいとしか。

 風呂上がりの雪姫と刀太が、部屋で2人きり――というシチュエーションかと思いきや、最初からいましたキリヱさん。
変身魔法について冷静に分析しているのが笑える。
キリヱがどうしようもなく絶望している「成長できない」ことについては、実は年齢詐称薬だとか変身魔法の類で解決できることが明らかになってしまった。
で、大人姿の裸体で刀太を散々からかっていた雪姫が、素の裸をダーナに晒されたことで一転して刀太を蹴り上げるのを見て、納得するのでした。

 刀太に一線を越えさせなかった雪姫の教育方針について文句付けるキリヱさんも面白い。
まあ、聖職者だったからね。
恋愛面で本気出す雪姫を警戒したり、刀太のまっすぐすぎる褒め言葉に狼狽えたり、キリヱが楽しそうで何よりである。
守りたいこの笑顔。

 最も幸せな世界のハッピーエンドの存在を知らなかった雪姫。
当然、その世界でナギと結ばれていたことを知る由もなく、それは私ではないと否定する姿は、痛々しくもあり。
今の雪姫は、自分が幸せになる資格はないと思い込んでいる。
そんな氷の心を溶かすのが、刀太の役割なわけです。

 久々に稼働したチャチャゼロ、元気が有り余ってるの巻。
過去の記憶での雪姫の反応を見るに、詳細な記憶は風化してたのだろうな。
往年の茶々丸のごとく、記憶閲覧回数の多いシーンを再生するファインプレーでした。
悪の女魔法使いも形無しである。

 床が割れて刀太と雪姫が別の記憶へと遷移するのは、ダーナのやり口を強く想起させる。
刀太が求めた、自分やカトラスのことに関する説明も、先にチャチャゼロの記憶を見た方がわかりやすいと雪姫は言ったものの、その口ぶりから、チャチャゼロの記憶には、直接の答えになるものは入ってなかったはず。
雪姫が覚悟を決める隙を与えず、核心に迫っていこうとする流れを感じる。
親心だと解釈してます。

 雪姫に刀太を抱っこさせたお母さんは、近衛木乃香……だと思うのだけれど、一体誰なのだろう。
世代的に「ネギ君」って言えるのは木乃香のはずだけど、「おばあちゃん達が結婚する時世話んなった」のが神鳴流の刀子さんだとしたら、それこそ木乃香の子か孫な気もする。
人形だクローンだと散々言われてる主人公の刀太は、この新生児の刀太とは別人でしょう。
現段階でもある程度材料は提示されているので、突き詰めればわかりそうなものですが、どうでしょうかね。

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