まほらば9巻 

 発売は4月27日だったのに全然気付きませんでした…。
こまめなチェックは欠かせませんね。


 さてさてさて。
8巻ではついに隆士と梢が付き合うことになって、ストーリーはようやく折り返しといった感じ。
昔は結ばれる=ラストの作品が多かったですが、最近は”その後”を描く作品も多くなってきましたね。
時代の変化なのでしょう。
この『まほらば』で他の作品と明確に異なるのは、その”その後”を梢も含めて(多重人格の人数分の)5パターン見られること、です。
元来サービスとして描かれることの多かったこの部分を、単純計算で5倍楽しめると考えれば、これほど嬉しいことはないのではないでしょうか。
ただ、梢の多重人格の根本には、何がしかの軽くはない過去があるので、今後の展開の軸は、これの解明が軸になっていくことでしょう。
8巻以前の部分でも、至るところでその正体の断片が梢自身によって語られていることが、このような展開を読者に予想させ、明らかになった時の(読者の)衝撃の軽減の役割も担っています。

 話題が大幅にずれてしまいました。
9巻の大まかな流れは、エロール(誰だよ(笑))と麗子の出会いと別れ→初詣→棗の場合→桃乃さんの過去、でした。
特に、一番最初の話は「ここで持ってくるのか」と感心してしまいました。
扱い方次第ではギャグにしかならない設定だった(ましてや片一方は名前すら明かされていない)のに、きちんとひとつの話にしたことに、それぞれのキャラクターへの暖かい視線を感じたというのは、言い過ぎでしょうか?
今後、フられた”彼”がどうなるのかも、気になるところです。
初詣はいつものノリなので特筆する点はありません。
『棗の場合』に関しては、大体言いたい事は前の段落で書いたつもりなので、察してください。
言い忘れたことがあるとすれば、「棗可愛いよ」ぐらいです。
問題は桃乃さんの過去話で、これは明らかに浮いてます。
と言うか、読みきり作品です。
本編とは毛色があからさまに異なるエピソードなので、少し戸惑いました。
どれぐらい戸惑ったかといえば、最初の1ページを読んだだけではまほらばだとわからなかった、ぐらいです。
やさぐれた桃乃さん、必見です。
それと、何ページ目で彼女の過去話だというコトに気付いたか調べてみるのも、また一興でしょう。
早い人は2ページ目で気付くし、気付かない人は最後まで気付かないと思います(^^;)
ちなみに自分は真ん中あたりでようやく気付きましたが、それじゃあネタにもなりませんでした。


 第2回人気投票結果発表もなかなか味がありました。

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